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貨幣収集関連書籍

中世から近世へ
『撰銭とビタ一文の戦国史』

高木 久史著
46判 224頁
税込1,980円
 戦国時代の日本列島の人々は外国の銭を輸入し、模造しました。三英傑と呼ばれる信長や秀吉、家康といった英雄たちは、貨幣政策を巡ってその問題に悩まされていました。銭不足に悩まされた中世から近世初めの日本で、社会はいかに成り立っていたのか。カネという社会通念を軸にして初めて見える戦国・江戸期の実態に迫った一冊です。

『分かりやすくて面白い
切手印刷のはなし』
伝統的な切手から最近の珍しい切手まで

植村 峻 著
B5判 55頁
税込770円
平成23年6月30日発刊
 最近の世界各国における切手は、従来からの伝統的なグラビア、オフセット、凹版印刷などの印刷技法のほかに、いろいろ変わった印刷方式や加工技術を用いた変わり種切手が増加しています。本書は、これらの新しい技術などを用いた珍しい切手を、その製造技術も混えて紹介します。

『お札のはなし』
その歴史、肖像と技術

植村 峻 著
A4判 112頁
税込1,650円
平成27年6月30日第2刷発行
 貨幣経済の中で常に身の回りに存在しているお札。高度な偽造防止対策など、その印刷技術は江戸時代から現代に至るまで様々な変遷の歴史をたどってきた。日本や世界のお札とその印刷技術、肖像にまつわる話やにせ札の見分け方など、全ページカラーでわかりやすく解説する。

『お札の紙から見た紙の世界』

森本 正和 著
B5判 189頁
税込2,200円
平成16年6月25日発刊
 紙の起源や洋紙と和紙の違い、製作技術の変遷など、紙一般に関する知識をわかりやすく紹介し、さらにお札に用いられる紙やすかしの技法などについても併せて解説。

『印刷よもやま話』
–印刷技術の歴史–

吉島 重朝 著
B5判 87頁
税込1,650円
平成20年3月10日発刊
 「印刷」の歴史と技術について、その起源から今日にいたるまでの興味深い話題をカラー図版とともに解説。印刷とその周辺の歴史をダイジェストで紹介する。

『図説 印刷文化の原点』

松浦 広 著
A5判 137頁
税込1,650円
平成24年3月21日発刊
 日本で「印刷」という言葉は一部の人達の間で既に幕末に使われていた。
『LIFE』誌が「過去千年間で最も大きな出来事」として「グーテンベルクによる聖書の印刷」をトップに選出したように、印刷が文化と深く関わりがあるものならば「印刷」という言葉、歴史、教育の原点を知る必要があるのではないだろうか。印刷研究家である著者が、日本文化における印刷の起源を探る。印刷に関わる全ての方にお薦めします!

『かな活字の誕生』外国人の作った金属かな活字

板倉 雅宣 著
B5判 154頁
税込1,650円
平成22年9月1日発刊
 1800年代、海外では日本への関心が高まり、東洋学者の指導で外国人の手による「かな活字」が作られていた。明治初期にかけて多く作られた外国人の日本語活字とは、どのようなものだったのか?多彩な資料を元に年代を追って考察していく。

『理工系のための文章読本』

川合 淳郎 著
B5判 114頁
税込2,200円
平成19年4月15日発刊
 理工系の技術者や学生が論文、報告書などを作成する際に、参考となる文章の書き方や記号、数式などの表示方法を丁寧に解説。論文を書くに当たっての心構えのほか、国や公共機関が定める基準に則した具体的事項などを豊富な用例と図表で紹介する。

新版『製紙・印刷の試験・計測機器』

財団法人印刷朝陽会 編
A4判 上製本、本文392頁
税込8,800円
平成14年2月20日発刊
 てんびんから電気計測器、試験機、分析機器等あらゆる機器を掲載。用途、原理及び構造、使用法,仕様などを詳しく解説。印刷、製紙業界の技術者、経営者及び関連分野に携わる方々の必備図書。

『画像形成と紙』

畑 幸徳 著
A5判 上製本 372頁
税込5,500円
平成16年6月25日発刊
 本書は「美しい印刷とはなにか、目的に合った印刷物を作るためにどうしたらいいか」という用紙の印刷適性の中でも、とくに印刷品質適性に焦点をあて、さまざまな角度から考察。印刷を知るうえで必要な基本的理論、人間の視力から色の原理を身近な例で解説するとともに、紙の印刷適性について多様な測定値を踏まえ論理的に解説した力作。

『平版印刷の基礎理論』
第1巻 印刷メカニズム

ジョン・マクフィー 著/山﨑 雅彦 訳
A5判 524頁
税込5,500円
平成14年10月10日発刊
 オフセット印刷の原理、印刷のメカニズムを平易に解説して高い評価を得た名著の邦訳版。奥深い印刷技術の世界についてもう一歩学びを深めたい方におすすめしたい一冊。

『印刷機械と印刷製品』

小矢野 皓夫 著
A5判 74頁
税込1,320円
平成17年7月25日発刊
 「印刷」の歴史と技術について、その起源から今日にいたるまでの興味深い話題をカラー図版とともに解説。印刷とその周辺の歴史をダイジェストで紹介する。

『印刷事典 第五版』

一般社団法人日本印刷学会 編
A5判上製函入 672頁
税込13,200円
平成14年1月7日発刊
 「日本印刷学会が企画立案の段階から編集過程にいたるまで、繰り返し校閲を行ってようやく完成させた最新版。分冊されていた増補版と1998年版を合本し、使用頻度の高い用語、新しい用語を厳選、充実と完璧をはかった。執筆は関連分野、周辺学問の第一人者があたり、現在可能な限りの最新データを盛り込んだ。

『日本の貨幣 —収集の手引き—』

日本貨幣商協同組合 編
A5判 216頁
税込1,600円
※表紙画像をクリックすると
試し読みできます
 待望の改訂第2版がついに発売となりました!
 我が国の貨幣の起こりから現代まで、歴史的な貨幣を網羅しその一つ一つに詳細な解説を施した、収集の手引書の大定番。専門的なタイプ別分類や、手変わり品の紹介、また各種貨幣の識別方法など、様々な知識をこの一冊で概観することができます。
 改訂にあたり、公開オークションでの各貨幣の落札価格等を更新した他、令和の新紙幣に関する情報等も新たに盛り込みました。すでに初版をお持ちの方にもアップデートをおすすめしたい一冊です。

『The Standard Catalog of Japanese Coins』― 2021 Edition1 ―

Zeus Coin Gallery Tokyo Ginza
A5判 224頁 フルカラー ほぼ全英文
税込5,000円
 日本の貨幣を英文で紹介した本書。特に江戸期古金銀を詳細に解説しています。
 海外の日本貨幣コレクターの方にはもちろん、海外コレクターと交流を図りたい日本の方にもおすすめ。英語でなんと表現したら良いか迷う刻印の説明等も、本書を参照すればスムーズです。

『古貨幣七十話』

利光 三津夫 著
A5判 306頁
税込5,720円
 著者のコレクションを中心とした、日本・海外の古貨幣にまつわる70話がこの一冊に。古銭そのものについての話はもちろん、著者の収集にまつわるエピソードや歴史についても触れられています。
 古貨幣の世界を広げ、収集のモチベーションを更に高めてくれること間違いなしの良書。写真も多数掲載されています。

『コインの呟き』

桜野鼓音 著
dougurui
B5判 120頁
税込3,850円
 2006~2016年にわたり本誌『収集』に掲載された桜野氏の記事全36編をまとめました。
 第1章は桜のコイン。東京千円銀貨や一分銀、五円黄銅貨を取り上げています。第2章は分銀の世界。様々な一分銀の不思議を取り上げています。第3章は日本近代銀貨の不思議。竜銀貨を中心にまとめられています。第4章は華麗なるヴィクトリア・コイン。有名なコインであるウナとライオンを黄金比で見てみるなど独特の視点で考察しています。第5章はコインのいろいろ。中国のパンダ金貨や、ルーローの七角形コイン、さらには日本の富士山を描いたコインについて述べられています。
 初心者のみならず、次は何を収集しようかと悩まれている収集中級者にもおすすめの一冊です。

『コインの水族館』

木谷 浩 著
B5判 148頁 図版カラー
税込3,300円
 魚類にテーマを絞り「魚が描かれたコイン」を800点以上ほぼカラーで紹介。デザインの複雑なものは拡大写真付で掲載されています。初心者には嬉しい収集の基礎。コインの扱い方、収集方法も収録。

チェックリスト『昭和・平成の貨幣』明和、安永、寛政の判別方法

A6判 16頁
税込100円
 昭和元年から平成12年までの日本の貨幣をまとめた小冊子。コンパクトながら、豊富な画像、わかりやすい分類・価格表、貨幣小史などがぎゅっと詰め込まれています。
 貨幣収集に興味をもってくれそうなお友達・ご家族に、足がかりとして贈られるのにもぴったりです。