貨幣収集関連書籍
知命泉譜・肆(日本古紙幣の部)寺社札入門 大和編 -『大和紙幣図史』を讃えて-
月刊『収集』(2022~23年)にて発表の「寺社札入門」(カタログコレクション)大和編をまとめたもので、『寺社札入門(紀伊・河内編)』の続編。
本書は大和の「寺社札」について、現状確認できるものの全て(タイプ別の額面違い)を掲載し、新たに位付け等が行われています。
本書は大和の「寺社札」について、現状確認できるものの全て(タイプ別の額面違い)を掲載し、新たに位付け等が行われています。
知命泉譜・参(日本古紙幣の部)『寺社札入門 紀伊・河内編』余録・古札寛永のススメ
月刊『収集』の連載「寺社札入門」のうち、2020年6月号~2021年8月号掲載分を一冊にまとめた、『知命泉譜』の第3弾。
公的な「藩札」とは異なり、「寺社札(寺社発行札)」は発行記録等も残されていないものがほとんど。すなわち、目の前にある古札(実物)こそが全てであり、この世界の発展には先人の到達点を土台として、後進一人一人の積み重ね(一枚一枚の発見)がどの分野にも増して重要となることが強く述べられています。
「寺社札」の代名詞ともなる「高野山・大徳院札」や「紀州・鑑蓮社札」を含む本書。この世界の新たな土台の一つとなるに相違なく、ご活用いただけることを願います。
公的な「藩札」とは異なり、「寺社札(寺社発行札)」は発行記録等も残されていないものがほとんど。すなわち、目の前にある古札(実物)こそが全てであり、この世界の発展には先人の到達点を土台として、後進一人一人の積み重ね(一枚一枚の発見)がどの分野にも増して重要となることが強く述べられています。
「寺社札」の代名詞ともなる「高野山・大徳院札」や「紀州・鑑蓮社札」を含む本書。この世界の新たな土台の一つとなるに相違なく、ご活用いただけることを願います。
大蔵省印押捺札 現存確認調査貮 調査資料
2017年刊行の版から、調査内容が更新された改訂版。改訂にあたり、新たに九四種類の大蔵省印押捺札、四六種すべての額面の押印が確認されています。
『四国古紙幣図録』十三藩全種別収録集
高知県出版文化賞[特別賞]受賞の本書。四国の13の藩が発行した藩札や、大商人などが発行した私札、また蔵米切手や国立銀行券、紙幣類似証券、富くじなど合計1,200点を掲載しています。写真は全札裏表両面カラーの豪華な仕上がり。特殊な技法により札の透かしを写真掲載した他、図柄・墨書きの解読文をつけるなど、見応え・読み応えのある内容となっています。
箱入りで装丁も細部にまでこだわりがみられます。ぜひ蔵書に加えたくなる一冊です。
箱入りで装丁も細部にまでこだわりがみられます。ぜひ蔵書に加えたくなる一冊です。
『城州古札見聞録』
古札研究の分野では藩札にスポットがあたりがちですが、幕末から明治初期にかけて通貨として大量に往来してきた私札に着目すれば、当時の生活や商いが生き生きとよみがえってきます。本書はそんな私札を取り上げ、オールカラーの美しい画像で紹介した一冊です。箱入りの豪華な装丁にもぜひご注目ください。
『全国弐百弐拾弐藩藩札図鑑』
『全国貳百貳拾藩藩札図鑑』が一年を待たずに完売となり、増補普及改訂版として再刊されたのが本書です。藩札の画像がカラー・原寸でずらりと並ぶ様は圧巻。眺めているだけでも藩札の魅力が存分に伝わってくるため、収集歴の長い方にはもちろん初心者の方まで、幅広い層にお楽しみいただけることでしょう。巻末には、藩領・幕領から縣への変換表を始めとした豊富な資料が付属しています。
『日本古札協会一周年記念図譜』
日本古札協会の一周年記念にあたり第一回全国古泉大会を開催、その際に全国各地から参加した各位が持ち寄り展示した愛蔵品の数々より一人一点を選び泉譜としてまとめたもの。
『日本古札協会三周年大鎌理事長傘寿祝賀記念大会図譜』
日本古札協会の三周年記念にあたり大鎌理事長の傘寿の祝賀とあわせて記念大会を開催、その際に全国各地から参加した愛好家が持ち寄り展示した愛蔵品の数々から一人二点を選び泉譜としてまとめたもの。
『日本古札協会五周年記念図譜』
日本古札協会の5周年記念全国大会を開催し、その際に全国各地から参加した会員や愛好家らが持ち寄り展示した各地の札を一冊の図譜として一人二点を選びまとめた一冊です。会員や愛好家らによる日頃の研究と資料調査により新発表の札も掲載されています。
>『日本古札協会拾周年記念図譜』
日本古札協会の10周年記念全国大会で全国各地から参加した会員や愛好家らが持ち寄り展示したそれぞれの地域性ある各地の札を一冊の図譜として一人二点を選びまとめた一冊です。
藩札、旗本札、寺社札、私札等を最初に並べ、蔵米札、富札、幕府札、明治政府紙幣、府県札、銀行券、軍票類の順に掲載し初見札・珍札などもあり資料的に見ても充実した内容となっています。
藩札、旗本札、寺社札、私札等を最初に並べ、蔵米札、富札、幕府札、明治政府紙幣、府県札、銀行券、軍票類の順に掲載し初見札・珍札などもあり資料的に見ても充実した内容となっています。
『日本古札協会例会二百回達成記念図譜』
例会開催200回に因み「二百」に関連した札を展示。本書では120種を掲載。
『日本古札協会弐拾五周年記念図譜』
平成5年1月に発足して以来、意欲的な活動を続ける日本古札協会。本書はその25周年を祝して発行された記念図譜です。25周年記念全国大会当日に展示出品された古札類の中から計91枚を掲載しています。
全頁フルカラーにて鮮明な古札類の画像を掲載。古札収集・研究の指針となること請け合いの一冊です。
全頁フルカラーにて鮮明な古札類の画像を掲載。古札収集・研究の指針となること請け合いの一冊です。
日本古札協会
参拾周年記念図譜
30周年記念全国大会の展示品を中心とした90枚超えの札を、鮮明なカラー写真にて紹介しています。
第26回日本自費出版文化賞(研究・評論部門)入選 道具類が語る貨幣の歴史『貨幣の道具類』
第26回日本自費出版文化賞(研究・評論部門)入選(クリックするとリンク先に飛びます)
冒頭で著者は次のように述べています。「古貨幣の蒐集、研究を行うものにとって、貨幣の現物は言うまでもないが資料(記録=古文書・古銭書等)及び付属品(関連する道具類)もまた重要なものである」
本書は『収集』誌の平成21年12月号から23年11月号まで連載された「貨幣の道具類」を再編集し、さらに追補として連載終了から現在までに収集されたものを加えたものです。
掲載品は著者の居住地である和歌山のものが中心となっていますが、ここまで道具類に特化した書籍はないでしょう。
冒頭で著者は次のように述べています。「古貨幣の蒐集、研究を行うものにとって、貨幣の現物は言うまでもないが資料(記録=古文書・古銭書等)及び付属品(関連する道具類)もまた重要なものである」
本書は『収集』誌の平成21年12月号から23年11月号まで連載された「貨幣の道具類」を再編集し、さらに追補として連載終了から現在までに収集されたものを加えたものです。
掲載品は著者の居住地である和歌山のものが中心となっていますが、ここまで道具類に特化した書籍はないでしょう。