貨幣叢書シリーズ | 収集

貨幣収集関連書籍

書信館出版貨幣叢書1
『対読 吾職秘鑑』
小判師坂倉九郎次の秘録

西脇 康 校訂・補編
B5判 112頁
税込2,750円
 「吾職秘鑑」は金座小判師が仕立手続等を記した古文書です。これまで活字化されたことがないため、一般には活用が難しいものでしたが、この度、西脇康氏によって全文対訳が果たされました。諸資料も加えられ、わかりやすい内容になっています。

書信館出版貨幣叢書2
『銀座御用留(1)』
銀座掛り葦名重次郎の手控

西脇 康 校訂・補編
B5判 120頁
税込2,750円
 貨幣叢書シリーズ第2巻となる「銀座御用留」とは、貨幣書に頻繁に引用される文献の名。これは銀座掛り(勘定吟味役並出役)であった葦名重次郎の手控出、銀座の内情も含め、貴重な内容が書き留められています。

書信館出版貨幣叢書6
『絵解き金座銀座絵巻』
金吹方之図・幕府銀座之図

西脇 康 編著
B5判 112頁
税込3,850円
 金座絵巻(「金吹方之図」国立公文書館所蔵)と銀座絵巻(「幕府銀座之図」東京都立中央図書館所蔵)について、それぞれすべて写真を掲載し、詳細な解説を加えました。
 江戸時代の経済史、貨幣史、金属技術史、科学史、風俗史、文化史などの分野において、できるだけ多くの研究者に活用していただきたい一冊です。また他分野からの視点でご意見をいただいたり、誤謬を指摘していただくなど活発な意見交換のきっかけとなれば幸いですとは著者の弁。

書信館出版貨幣叢書11『銀座万覚書(上)』京都銀座役所年寄の手帳

西脇 康 校訂・補編
B5判 157頁
税込5,240円
 本書は『金銀座書留』(国立国会図書館所蔵。銀座の公務に関わる項目ごとの先例書類を古い方から順に書き抜いて写したもの)全5巻のうち第1巻・2巻を解読し、これに校訂・補編を加えました。
 幕初から宝暦10年(1760年)までの銀座と幕府との通期的な関係をうかがうことができる、貴重な基本史料です。

書信館出版貨幣叢書12『銀座万覚書(下)』
京都銀座役所年寄の手帳

西脇 康 校訂・補編
B5判 160頁
税込5,240円
 二〇〇四年に発行された上巻に続いて下巻が登場。元本となる国立国会図書館古典籍資料室所蔵の『金銀座書留』は、銀座の公務に関わる項目ごとの先例書類を、古いほうから順に書き抜いて写したもので、幕初から宝暦一〇年(一七六〇年)までの銀座と幕府との通期的な関係をうかがうことができる基本史料です。

書信館出版貨幣叢書13 新訂 加藩貨幣録
-金沢柿園舎森田良見著-

西脇 康 校訂・補編
B5判 184頁
税込5,240円
 本書は『加藩貨幣録』(石川県立図書館所蔵。全5巻を翻刻して1冊にまとめ、これに校訂・補編を加えました。
 加賀藩の鉱山史や、慶長から寛永期の領国金銀貨の製造と通用の具体相をあきらかにしているだけでなく、さらに慶長から元禄期に至る間に、朱印銀などの地方領国貨幣と幕府貨幣がいかに融合、浸透していったのかを時系列で実証的に解説しています。

書信館出版貨幣叢書7
『古代銭貨関係史料集(稿)』

江草宣友・三上喜孝・仁藤敦史 編
B5判 116頁
税込2,100円
 六国史(日本書紀、続日本紀、日本後紀・続日本後紀・日本文徳天皇実録・日本三代実録)をはじめ、古代の文献に残る銭貨関係の記述を抽出した画期的な史料集です。各記述とも。第一部では神話・伝承、飛鳥、奈良について、第二部では平安時代について、第三部では法制史料(唐律、養老令、延喜式)について、それぞれ大意と原文が並記しまとめています。
 お手頃な価格でありながら、古代貨幣の誕生、発展、運用、そして消滅に至る経緯を詳細に把握することができる本書。古銭家の座右の書としてぜひご活用下さい。