貨幣収集関連書籍 | 収集

貨幣収集関連書籍

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■取り扱い書籍一覧  
 
■貨幣叢書シリーズ   ■近代銭   ■古金銀   ■穴銭   ■藩札・道具類・他
■その他  ■外国貨幣(和書・洋書・中国書籍) 

 
 

【取り扱い書籍一覧】

新入荷
『中世から近世へ 撰銭とビタ一文の戦国史』

高木 久志 著
46判 224頁
税込1,980円
 戦国時代の日本列島の人々は外国の銭を輸入し、模造しました。三英傑と呼ばれる信長や秀吉、家康といった英雄たちは、貨幣政策を巡ってその問題に悩まされていました。銭不足に悩まされた中世から近世初めの日本で、社会はいかに成り立っていたのか。カネという社会通念を軸にして初めて見える戦国・江戸期の実態に迫った一冊です。

新入荷
『宋銭綜鍳(10)』

淳豊堂 吉田 昭二 編
B5判 110頁
税込4,000円
 宋銭愛好者の蒐集・分類の指針となる人気シリーズ、待望の最新巻がついに発売。本書では聖宋元寳、崇寧元寳、大観通寳などを収録。
 既刊(1)~(9)も好評販売中です。

新入荷
『銀行券にみる近現代世界の国々』

冨田 昌宏 著
A5判 215頁
税込1,650円
平成25年6月1日発刊
 各国の威厳や誇りが表現されることが多い銀行券や政府紙幣、そのデザインには国のイメージを内外に伝えるという作用があります。
本書ではそのデザインや特徴から、込められたメッセージや国に関する発行当時の情報を引き出し、世界各国の歴史や情勢をひも解いていきます。

新入荷
『図説 印刷文化の原点』

松浦 広 著
A5判 137頁
税込1,650円
平成24年3月21日発刊
 日本で「印刷」という言葉は一部の人達の間で既に幕末に使われていた。
『LIFE』誌が「過去千年間で最も大きな出来事」として「グーテンベルクによる聖書の印刷」をトップに選出したように、印刷が文化と深く関わりがあるものならば「印刷」という言葉、歴史、教育の原点を知る必要があるのではないだろうか。印刷研究家である著者が、日本文化における印刷の起源を探る。印刷に関わる全ての方にお薦めします!

新入荷
『分かりやすくて面白い切手印刷のはなし―伝統的な切手から最近の珍しい切手まで』

植村 峻 著
B5判 55頁
税込770円
平成23年6月30日発刊
 最近の世界各国における切手は、従来からの伝統的なグラビア、オフセット、凹版印刷などの印刷技法のほかに、いろいろ変わった印刷方式や加工技術を用いた変わり種切手が増加しています。本書は、これらの新しい技術などを用いた珍しい切手を、その製造技術も混えて紹介します。

新入荷『かな活字の誕生–外国人の作った金属かな活字』

板倉 雅宣 著
B5判 154頁
税込1,650円
平成22年9月1日発刊
 1800年代、海外では日本への関心が高まり、東洋学者の指導で外国人の手による「かな活字」が作られていた。明治初期にかけて多く作られた外国人の日本語活字とは、どのようなものだったのか?多彩な資料を元に年代を追って考察していく。

新入荷
『印刷よもやま話 印刷技術の歴史』

吉島 重朝 著
B5判 87頁
税込1,650円
平成20年3月10日発刊
 「印刷」の歴史と技術について、その起源から今日にいたるまでの興味深い話題をカラー図版とともに解説。印刷とその周辺の歴史をダイジェストで紹介する。

新入荷
『理工系のための文章読本』

川合 淳郎 著
B5判 114頁
税込2,200円
平成19年4月15日発刊
 理工系の技術者や学生が論文、報告書などを作成する際に、参考となる文章の書き方や記号、数式などの表示方法を丁寧に解説。論文を書くに当たっての心構えのほか、国や公共機関が定める基準に則した具体的事項などを豊富な用例と図表で紹介する。

新入荷『お札のはなし–その歴史、肖像と技術』

植村 峻 著
A4判 112頁
税込1,650円
平成27年6月30日第2刷発行
 貨幣経済の中で常に身の回りに存在しているお札。高度な偽造防止対策など、その印刷技術は江戸時代から現代に至るまで様々な変遷の歴史をたどってきた。日本や世界のお札とその印刷技術、肖像にまつわる話やにせ札の見分け方など、全ページカラーでわかりやすく解説する。

新入荷
『印刷機械と印刷製品』

小矢野 皓夫 著
A5判 74頁
税込1,320円
平成17年7月25日発刊
 「印刷」の歴史と技術について、その起源から今日にいたるまでの興味深い話題をカラー図版とともに解説。印刷とその周辺の歴史をダイジェストで紹介する。

新入荷
『お札の紙から見た紙の世界』

森本 正和 著
B5判 189頁
税込2,200円
平成16年6月25日発刊
 紙の起源や洋紙と和紙の違い、製作技術の変遷など、紙一般に関する知識をわかりやすく紹介し、さらにお札に用いられる紙やすかしの技法などについても併せて解説。

新入荷
『画像形成と紙』

畑 幸徳 著
A5判 上製本 372頁
税込5,500円
平成16年6月25日発刊
 本書は「美しい印刷とはなにか、目的に合った印刷物を作るためにどうしたらいいか」という用紙の印刷適性の中でも、とくに印刷品質適性に焦点をあて、さまざまな角度から考察。印刷を知るうえで必要な基本的理論、人間の視力から色の原理を身近な例で解説するとともに、紙の印刷適性について多様な測定値を踏まえ論理的に解説した力作。

新入荷
『日本紙幣の父 キヨッソーネ再発見』

リア・ベレッタ 著/植村 峻 序文/白澤 定雄 訳
B5判 218頁(イタリア語頁を含む)
税込2,750円
平成16年1月31日発刊
 日本の紙幣印刷の基礎を築いたイタリア人凹版彫刻師キヨッソーネ。その遺言書から、彼の財産や、美術品などのコレクションを解き明かす。日本語・イタリア語の二言語にて収録。

新入荷
『平版印刷の基礎理論 第1巻 印刷メカニズム』

ジョン・マクフィー 著/山﨑 雅彦 訳
A5判 524頁
税込5,500円
平成14年10月10日発刊
 オフセット印刷の原理、印刷のメカニズムを平易に解説して高い評価を得た名著の邦訳版。奥深い印刷技術の世界についてもう一歩学びを深めたい方におすすめしたい一冊。

新入荷
『新版 製紙・印刷の試験・計測機器』

財団法人印刷朝陽会 編
A4判 上製本、本文392頁
税込8,800円
平成14年2月20日発刊
 てんびんから電気計測器、試験機、分析機器等あらゆる機器を掲載。用途、原理及び構造、使用法,仕様などを詳しく解説。印刷、製紙業界の技術者、経営者及び関連分野に携わる方々の必備図書。

新入荷
『印刷事典 第五版』

一般社団法人日本印刷学会 編
A5判上製函入 672頁
税込13,200円
平成14年1月7日発刊
 「日本印刷学会が企画立案の段階から編集過程にいたるまで、繰り返し校閲を行ってようやく完成させた最新版。分冊されていた増補版と1998年版を合本し、使用頻度の高い用語、新しい用語を厳選、充実と完璧をはかった。執筆は関連分野、周辺学問の第一人者があたり、現在可能な限りの最新データを盛り込んだ。

新入荷
『南部錢誌 第一輯』

南部古泉研究会 発行
B5判 224頁
税込5,000円
 南部銭について、その正用銭を中心として網羅的に紹介。変則的に本書に先んじて刊行された昭和50年の第2輯と2冊揃って完結する内容になる。

『日本古札協会
参拾周年記念図譜』

日本古札協会 発行
A4判 128頁
税込8,000円
 30周年記念全国大会の展示品を中心とした90枚超えの札を、鮮明なカラー写真にて紹介しています。

新刊『知命泉譜・肆(日本古紙幣の部)寺社札入門 大和編 -『大和紙幣図史』を讃えて-』

鳳凰山 神野良英 著
B5  108頁
税込2,200円
※表紙画像をクリックすると
試し読みできます
 月刊『収集』(2022~23年)にて発表の「寺社札入門」(カタログコレクション)大和編をまとめたもので、『寺社札入門(紀伊・河内編)』の続編。
 本書は大和の「寺社札」について、現状確認できるものの全て(タイプ別の額面違い)を掲載し、新たに位付け等が行われています。

新刊『禁断の劣位 あなたの知らない一分銀の魅力』

一分銀の良き仲間 著
A4  212頁
税込5,500円
※表紙画像をクリックすると
試し読みできます
 一分銀は本座はもちろんのこと、それとは別に多くの別座(劣位)一分銀も造られ、天保・安政・明治に至ります。別座(劣位)一分銀は密造(禁断)の為、幕府に隠れて製作しました。その為、本座一分銀の品位よりも大きく劣るものもあります。この本は別座(劣位)一分銀を主体に置き、長きに亘り収集してきた別座(劣位)一分銀を一冊にまとめたものになります。ぜひこの本をきっかけに一分銀の話題で大いに盛り上がって頂ければ幸いです。

『文銭図譜(四)』

文源郷 米田 実 著
A5判 88頁
税込3,200円
 「笵の巻」、「異の巻」「稀の巻」として、兄弟銭、陰起文銭、文刮去銭、特異銭、希少母銭、銀鋳、不知背文などの銭図を収録・解説。いずれも希少性のある種類ですが、初心者から収集マニアまで幅広くお読みいただけます。

『文銭図譜(五)』

文源郷 米田 実 著
A5判 102頁
税込3,600円
 文銭変物銭の細分類436点を全収録しています。【変の巻】には、錯笵銭・修整銭・銅色変調銭・量目変調銭・字変銭・形変銭など銭図259点を収録しています。【仿の巻】には、密鋳銭・他国銭などの銭図33点を収録しています。【偽の巻】には、贋作銭・絵銭・玩物銭など銭図47点を収録しています。【萬の巻】には、変造作銭・印刻銭・鍍金銭など銭図97点を収録しています。

『大蔵省印押捺札 現存確認調査 貮 調査資料』

日本古札協会 編
A4判 66頁
税込4,950円
 2017年刊行の版から、調査内容が更新された改訂版。改訂にあたり、新たに94種類の大蔵省印押捺札、46種すべての額面の押印が確認されています。

『伊勢河崎商人館収蔵『山田羽書図録』』

三代目 松本敬古堂 著
A5判 382頁
税込3,300円
 1610年頃に伊勢山田地区の町衆が発行した、日本最古の紙幣である山田羽書。本書では、伊勢河崎地区の豪商文化を紹介する「伊勢河崎商人館」が収蔵する山田羽書90点を取り上げ、その発行時期やデザインについて、カラー写真とともに詳しく解説しています。山田葉書を専門に扱った数少ない文献の一つであり、日本貨幣史の貴重な研究資料となる一冊です。

『日本古札協会一周年記念図譜』

日本古札協会 発行
A4変形 94頁
税込6,000円
 日本古札協会の一周年記念にあたり第一回全国古泉大会を開催、その際に全国各地から参加した各位が持ち寄り展示した愛蔵品の数々より一人一点を選び泉譜としてまとめたもの。

『日本古札協会三周年大鎌理事長傘寿祝賀記念大会図譜』

日本古札協会 発行
/
A4変形 92頁
税込6,000円
 日本古札協会の三周年記念にあたり大鎌理事長の傘寿の祝賀とあわせて記念大会を開催、その際に全国各地から参加した愛好家が持ち寄り展示した愛蔵品の数々から一人二点を選び泉譜としてまとめたもの。

『日本古札協会五周年記念図譜』

日本古札協会 発行
A4変形 97頁
税込6,000円
 日本古札協会の5周年記念全国大会を開催し、その際に全国各地から参加した会員や愛好家らが持ち寄り展示した各地の札を一冊の図譜として一人二点を選びまとめた一冊です。会員や愛好家らによる日頃の研究と資料調査により新発表の札も掲載されています。。

『日本古札協会拾周年記念図譜』

日本古札協会 発行
A4変形 152頁
税込6,000円
 日本古札協会の10周年記念全国大会で全国各地から参加した会員や愛好家らが持ち寄り展示したそれぞれの地域性ある各地の札を一冊の図譜として一人二点を選びまとめた一冊です。
藩札、旗本札、寺社札、私札等を最初に並べ、蔵米札、富札、幕府札、明治政府紙幣、府県札、銀行券、軍票類の順に掲載し初見札・珍札などもあり資料的に見ても充実した内容となっています。

『日本古札協会例会二百回達成記念図譜』

日本古札協会 編
A4変形 94頁
税込6,000円
  例会開催200回に因み「二百」に関連した札を展示。本書では120種を掲載。

知命泉譜・参(日本古紙幣の部)『寺社札入門 紀伊・河内編』余録・古札寛永のススメ

鳳凰山 神野良英 著
B5判 108頁
税込2,200円
 月刊『収集』の連載「寺社札入門」のうち、2020年6月号~2021年8月号掲載分を一冊にまとめた、『知命泉譜』の第3弾です。
 公的な「藩札」とは異なり、「寺社札(寺社発行札)」は発行記録等も残されていないものがほとんど。すなわち、目の前にある古札(実物)こそが全てであり、この世界の発展には先人の到達点を土台として、後進一人一人の積み重ね(一枚一枚の発見)がどの分野にも増して重要となることが強く述べられています。
 「寺社札」の代名詞ともなる「高野山・大徳院札」や「紀州・鑑蓮社札」を含む本書。この世界の新たな土台の一つとなるに相違なく、ご活用いただけることを願います。

『The Standard Catalog of Japanese Coins』― 2021 Edition1 ―

Zeus Coin Gallery Tokyo Ginza
A5判 224頁 フルカラー ほぼ全英文
税込5,000円
 日本の貨幣を英文で紹介した本書。特に江戸期古金銀を詳細に解説しています。
 海外の日本貨幣コレクターの方にはもちろん、海外コレクターと交流を図りたい日本の方にもおすすめ。英語でなんと表現したら良いか迷う刻印の説明等も、本書を参照すればスムーズです。

『スイス射撃祭コインアルバム』~現代射撃祭&近代射撃祭コインを極める~

Chibiyosi & Kafka
A4判 142頁
フルカラー 税込2,500円
 月刊『収集』の連載「現代射撃祭コインの魅力 ~多様な楽しみ方ができるモダンコイン」(2020年10月号、2020年12月号~2021年3月号。全5回)の著者Chibiyosi氏と、「スイス近代射撃祭記念貨 ~魅惑のコインへの誘い」(2021年7月号~12月号。全6回)の著者Kafka氏による共著。スイス射撃祭コインを、両氏が写真付きで網羅的に紹介しています。
 素材・サイズ・純度等の基本情報や、稀少度・デザインの良さ・人気度などを評した格付けが表にコンパクトにまとめられており、収集の際の指針とするのにうってつけです。コインのデザインや歴史についても詳細に解説した、読み応えのある一冊。

『宋銭綜鍳』(9)

淳豊堂 吉田 昭二 編
B5判 131頁
税込3,800円
現在(1)~(9)を販売中。宋銭愛好者の蒐集・分類の指針となる人気シリーズ。紹聖元寳・紹聖通寳・元符通寳の銭譜を掲載しています。

『日本の貨幣 —収集の手引き—』

日本貨幣商協同組合 編
A5判 216頁
税込1,600円
 待望の改訂第2版がついに発売となりました!
 我が国の貨幣の起こりから現代まで、歴史的な貨幣を網羅しその一つ一つに詳細な解説を施した、収集の手引書の大定番。専門的なタイプ別分類や、手変わり品の紹介、また各種貨幣の識別方法など、様々な知識をこの一冊で概観することができます。
 改訂にあたり、公開オークションでの各貨幣の落札価格等を更新した他、令和の新紙幣に関する情報等も新たに盛り込みました。すでに初版をお持ちの方にもアップデートをおすすめしたい一冊です。

知命泉譜・弐(外国古貨幣の部)『アテネのフクロウコイン研究』余録・古代インドのコインから

鳳凰山 神野良英 著
B5判 80頁
税込1,980円
 『収集』2019年~2020年に発表された「アテネのフクロウコイン研究」をまとめた本書。『愛泉家雑記』に続く『知命泉譜』シリーズ第2弾です。
 著者にとって、これまで外国(古代)コインは遠く「収集対象外」の分野であり、今回の「フクロウコイン」が初めての挑戦だったそうですが、収集の過程で初心者が頭を抱える問題を、同じく苦労されている方々の軽減になればとの思いからまとめられたものでもあります。
 日本におけるフクロウコイン分類の指針(叩き台)となることを目指し制作された本書。ご興味のある方にはぜひ手に取っていただくことをお薦め致します。

『アンティークコインマニアックス』コインで辿る古代オリエント史

Shelk 著、エムディエヌコーポレーション
A5変形 192頁
税込1,430円
 アンティークコインに刻まれた図柄から、そのモチーフとなった人々の物語や歴史をひもとくビジュアルブック。紀元前6世紀~紀元後2世紀頃に地中海世界で発行されたコインを中心に収録。
 第1章ではコインの実寸写真および表裏の拡大写真に加えて意匠の解説、コインの発行地、発行年、重量、素材、寸法などの情報が整理され紹介。第2章ではコインに刻まれた図柄の背後にある物語を紹介しながら古代オリエントの歴史を追っていく構成となっています。
 また、コインの意匠のモチーフの「相関図」、図柄のデザインで発行地や年代分布がわかる「コインマップ」、コインの製造方法や流通について解説する「コラム」など、コインが国の文化や歴史を反映している面白さを多面的に伝える工夫が随所にちりばめられています。
 コイン鑑賞入門書として最適、収集初心者にもお薦めの1冊。

『日本近代銀貨蒐集の魅力』

健武耕治 著
A4判 164頁
税込5,500円
 著者の20余年における近代銀貨収集の集大成。コレクションの数々を全頁カラーにてご紹介しています。
 オークション出品状況や稀少度等の情報も豊富に掲載。入手時のエピソードからは、著者の経験した貨幣収集の苦労や喜びを垣間みることができます。

『日本の近代銀貨研究(6)』

日本近代銀貨研究会 編
B5判 80頁
税込1,870円
 日本の近代銀貨に関する手変りの情報をまとめた人気シリーズ最新刊。現在同シリーズ(3)、(4)、(5)も販売中です。
 2020年8月までの約5年間の研究の成果が、第一章では旧円銀から竜五銭について、第二章では竜20銭銀貨の明治8~10年銘の分類について、第三章では手変り収集の楽しみについて、第四章では100円銀貨・記念貨のエラー的変化と分類についてまとめられています。

知命泉譜・壱(日本古貨幣の部)『愛泉家雑記』-この深遠なる世界に一灯を-

鳳凰山 神野良英 著
B5判 104頁
税込2,200円
 不朽の名著『穴の細道』より50年、収集界に新たなる名著の誕生です。『収集』で連載された「皇朝銭雑記」「鐚銭雑記」「寛永銭雑記」をまとめて刊行された本書。著者の30年にわたる努力と研鑽が「珠玉の名品」とともに溢れています。
 本書は日本の穴銭の主要な品種を網羅した「総合解説書」ともいえ、収集家はもちろん、古貨幣に携わる全ての人が「座右の書」とするに足るものでしょう。著者の生まれた昭和46年はまさに古銭ブームのさなか、『穴の細道』刊行の年でもあり、深い巡り合わせを感ぜずにはおられません。
 古貨幣を愛し、古貨幣に愛された著者が贈る『愛泉家雑記』、ぜひご一読を。

『琉球通宝半朱銭の分類研究』

博天堂 横山謙治、
公泉童 三崎見仁 著
B5判 45頁
税込1,200円
 琉球通宝には天保銭型の「当百」銭と円形の「半朱」銭がありますが、半朱銭の分類はあまり進んでいませんでした。半朱銭には「手替わりがない」と考えられてきたためです。しかし、半朱銭は文字の大きさだけで六段階も変化があり、また密鋳銭や濶縁銭、削輪銭などがあることがわかっています。
 本書は半朱銭を16種に分類し、それぞれを拓本を用いてわかりやすく解説しています。また、エラー銭や極印の場替わり、琉球通宝の鋳銭の背景と経過、水俣における密鋳銭探訪の報告、贋物の見分け方なども収録しています。本書を読まれることで多くの方が半朱銭がバラエティーに富む興味深い銭であることを再認識されることでしょう。

『天顕堂大川鐵雄氏遺稿 -銀座工夫人・勝間孝之助書留-』

三貨童 小林茂之 著
B5判 122頁
税込3,800円
 本書は、天顕堂 大川鐵雄氏が遺した銀座の鋳銭資料についての研究原稿に、著者が解説を加え上梓されました。
 安政以後の真鍮当四銭と、万延度精鉄当四銭の母銭はどのように作られたのか。津の縮字母銭が銀座で作られたのに対し、鉄銭が川口宿で鋳銭されたのはなぜか。その他、巨字が作られた背景など、貴重な研究成果の数々が豊富な拓図とともに掲載されています。

品切れ 『日本紙幣の肖像やデザインの謎 紙幣の図柄などに関する歴史を探る』

植村 峻 著
B5判 191頁
税込2,420円
 著者が東京国際コイン・コンヴェンション(TICC)にて行なってきた記念講演のうち、日本紙幣に関連する講演11回分を一挙に収録。紙幣の肖像や文様について詳細かつ明確に解説された、読み応えある良書です。
 本書で得られる日本紙幣のデザインに関する知識が、紙幣収集の楽しみをより一層深めてくれることでしょう。

『MONACO GOLD COINS』

Editions V. Gadoury
A5判 96頁(オールカラー)
税込1,500円
 モナコの煌びやかな金貨やプラチナ貨を全編カラーにて掲載したカタログ。拡大写真や刻印の解説も豊富に付されています。製造枚数、金純度、重量といった情報のほか、肖像の人物やコイン発行の背景についても紹介しています。
 外国コイン収集者でなくとも、ただ眺めているだけでも十分に楽しめる美しい貨幣写真が魅力の一冊です。

『皇朝銭 収集ガイド』

皇朝銭研究会 編
会主 白鳳堂 音田俊幸 著
B5判 232頁(内4ページカラー)
税込5,500円
 皇朝銭収集家待望の書がついに完成、2019年4月11日(木)より販売開始いたしました。
 第1部では皇朝銭の真贋判定、希少度、歴史、鋳銭地、拓本の採り方など豊富な情報を掲載。分類名の変遷や専門用語の解説も付されています。
 第2部では皇朝銭を全136種に分け、特徴を挿図方式で解説。瞬時判定など、その独創的手法は必見です。掲載拓本は蔵銭を中心に500点を超え、皆様のご期待に沿うこと間違いなしの一冊となっています。

『日本古札協会弐拾五周年記念図譜』

日本古札協会 編
A4判 95頁
税込6,000円
 平成5年1月に発足して以来、意欲的な活動を続ける日本古札協会。本書はその25周年を祝して発行された記念図譜です。25周年記念全国大会当日に展示出品された古札類の中から計91枚を掲載しています。
 全頁フルカラーにて鮮明な古札類の画像を掲載。古札収集・研究の指針となること請け合いの一冊です。

『日本の近代銀貨』
-一円銀貨の部(第2版)-

亀谷 雅嗣 編
B5判 180頁
税込3,850円
正誤表はこちら
 初版発行から15年、大幅に改訂・加筆(初版は本文80頁)した第二版が発売です。
 第一章では執筆の動機・目的、語句や部位の説明や本書の利用方法について解説。第二章では円銀刻印の部位の名称及び説明、円銀刻印の基本種大分類として菊紋面を42種、年号面を27種に分類し、分類ポイントが容易に判別出来る拡大画像を豊富に掲載。
 第三章は一円銀貨・貿易銀を9カテゴリの年号帯に分け、各刻印の特徴・手変りの分類を試みています。手変り分類では各手変りごとの存在率、人気・認知度、収集難易度、総合稀少度や状態ごとのおおよその目標購入価格を記した手変り分類表を掲げ、収集におけるあらゆる参考情報を盛り込んでいます。

会誌『銀』第三報

日本近代銀貨研究会 編
A4判 64頁 オールカラー
税込2,200円
正誤表はこちら
 本書は日本近代銀貨研究会の会誌ですが、今回特別に外部販売となりました。本書の特徴はA4判にカラー写真を数多く掲載し、細部の特徴を詳しく拡大して表示している点です。
 第一章では円銀刻印(菊紋面・年号面)の基本種大分類を特集、第二章では旧円銀の最新分類資料を掲載しています。旧円銀は単独で初級者から上級者が楽しめる収集分野であり、本書は基本分類、小分類、細分類、組み合せ分類、稀少~珍種のまとめ等、様々なレベルに対して充実した情報を提示しています。

『文銭図譜』

文源郷 著 古貨幣探査研究所
dougurui
A5判 (一)30頁(二)48頁
(三)62頁 税込5,000円
 本書は本誌『収集』2008年~10年に掲載された「文銭分類入門」をもとにまとめられた図譜です。『文銭図譜』は全六冊組になる予定とのことで、本書は前半の三冊組となります。
 一では「基の巻」として基本銭種の解説と珍銭の紹介、部位別の比較や分類用語集を収録しています。二は「類の巻1」とし、正字属、深字属、中字属までを解説。分類の楽しみ方や分類用語集、分銭の各部名称の説明も収録しています。三は「類の巻2」とし、縮字属、異字属、勁字属、細字属、繊字属と文無背銭の縮字系属、勁字系属、繊字系属、さらに文銭系として島屋直宝と丸屋銭を解説しています。また文銭に関する文献紹介や島屋銭の謎に関しても考察しています。
 各銭とも拓本で紹介し、母銭と通用銭の位付けも記載されています。

『文久永宝周遊会1』

文久永宝周遊会 坂井博文 編
B5判 250頁
税込6,000円
 文久永宝の解明を目指し発足した文久永宝周遊会。その周遊会の初回から第32回までを一挙にまとめた250頁にわたる拓本集です。

『宋銭綜鍳』(8)

淳豊堂 吉田昭二 編
B5判 110頁
税込3,000円
 現在(1)~(9)を販売中。宋銭愛好者の蒐集・分類の指針となるべく編集された人気シリーズ。豊富な拓本と細やかな解説付き。本書(8)では元祐通寳の銭譜を掲載しています。

『攝州大坂丁銀札』

淳豊堂 吉田昭二 編
B5判 34頁
税込2,000円
 今は忙佚された「江戸堀河銀札」と、同一製作の丁銀札が平成の貨幣蒐集界に出現——。
 編者の綿密な考証から見えてきたものは果たして何か、本冊を通して慶長の役後の大坂の街にまで思いを馳せ、丁銀札が語る歴史の襞に触れる機会ともなるでしょう。

『天保通寶と類似貨幣カタログ』《本編》第2版

天保通寶研究会 編
A5判 116頁
税込3,140円
 長らく売切となっていた本書ですが、誤字脱字を修正し、改訂版が発売となりました。内容は初版と同じですが、以下の通り、計281種を収録。
 1 本座銭…15種
 2 藩鋳銭…138種
 3 鋳地不明銭…75種
 4 琉球通寶…25種
 5 半朱…3種
 6 土佐通寶他…7種
 7 玉塚天保…17種
 本座銭では中郭と中郭手の区別、藩鋳銭では薩摩銭の系統的な収録、鋳地不明銭も計75種が体系的に収録されています(藩鋳銭写し5種、長郭手42種、細郭手20種、広郭手9種)。

『宋銭綜鍳』(1)

淳豊堂 吉田昭二 編
dougurui
B5判 118頁
税込3,500円
 現在(1)~(10)を販売中。宋銭愛好者の蒐集・分類の指針となるべく編集された人気シリーズ。豊富な拓本と細やかな解説付き。
 シリーズ第1巻である本書では、宋通元寳・太平通寳・淳化元寳・至道元寳の銭譜を掲載しています。

『コインの呟き』

桜野鼓音 著
dougurui
B5判 120頁
税込3,850円
 2006~2016年にわたり本誌『収集』に掲載された桜野氏の記事全36編をまとめた1冊。
 第1章は桜のコイン。東京千円銀貨や一分銀、五円黄銅貨を掲載。第2章は分銀の世界。様々な一分銀。第3章は日本近代銀貨の不思議について掲載。竜銀貨を中心にまとめられています。第4章は華麗なるヴィクトリア・コイン。有名なコインであるウナとライオンを黄金比で見てみるなど独特の視点で考察。第5章はコインのいろいろ。中国のパンダ金貨や、ルーローの七角形コイン、さらには日本の富士山を描いたコインについて述べられています。
 初心者のみならず、次は何を収集しようかと悩まれている収集中級者にもおすすめの一冊です。

再入荷『地方貨幣および古南鐐二朱銀判の分類並びに真贋に関する研究』

清水恒吉 著
dougurui
B5判 363頁
税込8,000円
 各種の地方貨幣および江戸期の全国通用貨であった古南鐐二朱銀判を体系的に調査・検証した著者の、これまでの研究の集大成です。
 本書の内容は、①山形の庄内一分銀の調査・研究および分類、②古南鐐二朱銀判の種別の解明、③地方貨幣の真贋鑑定方法および歴史的背景の研究から構成されています。
 秋田封銀、秋田笹一分銀、秋田笹二分銀などのほか、会津銀判、越後銀、米沢銀、佐渡銀、加賀銀、出雲銀、石州切銀などが画像付きで取り上げられています。この貨幣を含め、地方貨幣は、発行鋳地が不明なものが多く、贋造品が多数存在するとされてきましたが、著者はこの貨幣を詳しく分類することにより、真贋の識別についての多数の新知見を披瀝しています。

『英国銀貨カタログ』(English Silver Coinage -since1649-)

Maurice Bull著 スピンク社
dougurui
A5判 662頁 英文
税込7,000円(送料500円)
 オークションカタログや即売品リスト内にあるESCで表記された番号は、本書でのコインの分類番号です。
 本書は清教徒革命から現在のエリザベス2世に至るまでの英国銀貨のカタログです。第六版の発行にあたり、大幅にコインの掲載数を増やし、また、分類番号を従来の額面順から統治者順に振り直しました。その結果、分類番号の総数は四〇〇〇を超え、ページ数も六〇〇を超える内容的にも重みのある書籍となっています。本書には取引価格は掲載されていませんが、そのかわり稀少性が記載されています(N、C、S、Rなど。R7が最も希少)。さらに細かい手変わりの特徴も図付きで紹介しています。
 全ページ英文ではありますが、これから収集を始めようとされる方にもおススメです。

『甲州金の研究』
-史料と現品の統合試論-

西脇 康 著 日本史史料研究会
dougurui
A5判 310頁
税込2,500円
 月刊『収集』2009年~14年に掲載された「論説 甲州金の研究」(1)~(24)を単行本化。
 江戸幕府の金座・銀座と異なり、製造及び通用した当時の客観的な関係史料は僅かしか残っていません。そのため、学問としての甲州金研究は進んでいません。本書は僅かに残された史料と現存する貨幣を照らし合わせ、甲州金とは何であったのかを考察しています。
 普段私たちは現品である甲州金を見ているだけにすぎません。本書を通して、甲州金はどのように生まれ、古甲州金と新甲州金はどう分かれ、どのように役目を閉じたのか、その背景を知ることも貨幣収集の楽しみの一つではないでしょうか。
 本書は付録として「新修甲州金図」(弊社にて別途販売中)も収録され、お買い得の一冊です。

第26回日本自費出版文化賞(研究・評論部門)入選 道具類が語る貨幣の歴史『貨幣の道具類』

山東 正巳 著
B5判 162頁
税込3,850円
※表紙画像をクリックすると試し読みできます
第26回日本自費出版文化賞(研究・評論部門)入選(クリックするとリンク先に飛びます)
序文で著者は次のように述べています。「古貨幣の蒐集、研究を行うものにとって、貨幣の現物は言うまでもないが資料(記録=古文書・古銭書等)及び付属品(関連する道具類)もまた重要なものである」
本書は『収集』誌の平成21年12月号から23年11月号まで連載された「貨幣の道具類」を再編集し、さらに追補として連載終了から現在までに収集されたものを加えたものです。
掲載品は著者の居住地である和歌山のものが中心となっていますが、ここまで道具類に特化した書籍はないでしょう。

再入荷『日本の近代銀貨研究(5)』

日本近代銀貨研究会 編
kindaiginka5
B5判 64頁
税込1,630円
 日本の近代銀貨に関する手変りの情報をまとめた人気シリーズ。最新刊は『日本の近代銀貨研究(6)』、現在(3)、(4)、(5)、(6)を販売中です。
 第一章では旧円銀から竜五銭までの最新の情報が掲載され、第二章では竜二〇銭銀貨の明治六年銘と同七年銘の分類、第三章では円銀明治七年銘、同八年銘の特徴分類と手変り分類資料、第四章では円銀明治一九年銘の特徴分類と手変り分類資料、第五章では百円銀貨・記念貨のエラー的変化と分類が特集されています。

『日本の近代銀貨研究(4)』

日本近代銀貨研究会 編
B5判 56頁
税込1,470円
 日本の近代銀貨に関する手変りの情報をまとめた人気シリーズ。最新刊は『日本の近代銀貨研究(6)』、現在(3)、(4)、(5)、(6)を販売中です。
 2011年12月までの3年間の研究の成果が、第一章では旧円銀から竜五銭について、第二章では旭日竜20銭銀貨の明治3~4年銘の分類について、第三章では旭日竜20銭銀貨の明治3年銘の面白手変わり品についてまとめられています。

『日本の近代銀貨研究(3)』

日本近代銀貨研究会 編
B5判 24頁
税込840円
 日本の近代銀貨に関する手変りの情報をまとめた人気シリーズ。最新刊は『日本の近代銀貨研究(6)』、現在(3)、(4)、(5)、(6)を販売中です。
  2008年12月までの研究の成果が、第一章では新1円銀貨から竜五銭について、第二章では明治初期銀貨の面白変化についてまとめられています。

『喜寶古希記念 寛永銭譜』

木田 利喜男 著
B5判 93頁
税込5,500円
 著者が半世紀以上をかけて収集した寛永銭の名品、珍品の数々を美しいカラー写真と拓で460点紹介。特に位付の高い縮字、打印貼合、原母銭、太田 小字背久の金銭・銀銭など稀少品を多数掲載しています。

『佐渡小判・切銀の研究 付 佐渡銭』

西脇 康 著
A5判 256頁
税込2,830円
 本誌で連載されていた「佐渡金の鋳造とその形態について」と「佐渡銀の鋳造とその形態について」をまとめたものが本書です。
 佐渡小判・同一分判の製造工程を図解を用いてわかりやすく紹介。佐渡小判金の製造の背景を知る格好の一冊といえます。

『城州古札見聞録』

吉田 昭二 著
A4判 314頁
税込25,300円(送料500円)
 古札研究の分野では藩札にスポットがあたりがちですが、幕末から明治初期にかけて通貨として大量に往来してきた私札に着目すれば、当時の生活や商いが生き生きとよみがえってきます。本書はそんな私札を取り上げ、オールカラーの美しい画像で紹介した一冊です。箱入りの豪華な装丁にもぜひご注目ください。

『四国古紙幣図録』十三藩全種別収録集

刈谷 茂正 編
A4判 458頁 全札両面カラー
税込30,800円(送料500円)
 高知県出版文化賞[特別賞]受賞の本書。四国の13の藩が発行した藩札や、大商人などが発行した私札、また蔵米切手や国立銀行券、紙幣類似証券、富くじなど合計1,200点を掲載しています。写真は全札裏表両面カラーの豪華な仕上がり。特殊な技法により札の透かしを写真掲載した他、図柄・墨書きの解読文をつけるなど、見応え・読み応えのある内容となっています。
 箱入りで装丁も細部にまでこだわりがみられます。ぜひ蔵書に加えたくなる一冊です。

『古寛永銭のいろは』

松尾 吉陽 編著
B5判 96頁
税込2,090円
 著者自身が「収集初心者」であった頃のエピソードがまとめられた本書。収集を始めたきっかけから、収集を通じて経験した苦労、学びとった基本姿勢など、初心者だからこそ共感できる話題が満載です。写真や拓本も多く掲載され、飽きさせない構成になっています。分類が難しいと言われている古寛永銭の収集を、より身近に親しみやすく感じさせてくれる一冊です。

『コインの水族館』

木谷 浩 著
B5判 148頁 図版カラー
税込3,300円
 魚類にテーマを絞り「魚が描かれたコイン」を800点以上ほぼカラーで紹介。デザインの複雑なものは拡大写真付で掲載されています。初心者には嬉しい収集の基礎。コインの扱い方、収集方法も収録。

『全国弐百弐拾弐藩藩札図鑑』

大場 俊賢 著
B5判 360頁
税込5,500円
 『全国貳百貳拾藩藩札図鑑』が一年を待たずに完売となり、増補普及改訂版として再刊されたのが本書です。藩札の画像がカラー・原寸でずらりと並ぶ様は圧巻。眺めているだけでも藩札の魅力が存分に伝わってくるため、収集歴の長い方にはもちろん初心者の方まで、幅広い層にお楽しみいただけることでしょう。巻末には、藩領・幕領から縣への変換表を始めとした豊富な資料が付属しています。

『続 古南鐐二朱銀の分類』明和、安永、寛政の判別方法

清水 恒吉 著
B5判 18頁
税込4,000円(送料200円)
 『古南鐐二朱銀の分類』が好評につき売切となり、続編として装い新たに刊行されました。
 原寸大画像つきの系統図、側印・定・片・座・是の変化をまとめた図表などの豊富な資料とともに、明和・安永寛政の判別方法についての研究成果を深く学ぶことができます。
 当分野の収集家の皆様にはぜひご一読いただきたい一冊です。

再入荷『地方貨幣 分朱銀判 価格図譜』

清水 恒吉 著
A5判 104頁
税込3,210円
 ご好評につき再入荷いたしました。地方貨幣について、その現存数・市場価格を反映させ作成された価格図譜です。コンパクトで携帯しやすい点や、また価格が一目でわかるシンプルな構成も人気の一因でしょう。お手元に一冊お持ちになることをオススメします。

『清朝銭図説 咸豊泉譜』

椿井琢光・秋葉鉄雄 編
B5判 216頁
税込4,180円
 見やすさ・わかりやすさが好評の、ボリュームある銭譜。拓本に使用された品の多くは著者自身の収蔵品です。鋳銭局・換当別一覧表、格付け評価と市場価格の併記などが採用されています。

書信館出版貨幣叢書7
『古代銭貨関係史料集(稿)』

江草宣友・三上喜孝・仁藤敦史 編
B5判 116頁
税込2,100円
 六国史(日本書紀、続日本紀、日本後紀・続日本後紀・日本文徳天皇実録・日本三代実録)をはじめ、古代の文献に残る銭貨関係の記述を抽出した画期的な史料集です。各記述とも。第一部では神話・伝承、飛鳥、奈良について、第二部では平安時代について、第三部では法制史料(唐律、養老令、延喜式)について、それぞれ大意と原文が並記しまとめています。
 お手頃な価格でありながら、古代貨幣の誕生、発展、運用、そして消滅に至る経緯を詳細に把握することができる本書。古銭家の座右の書としてぜひご活用下さい。

『補遺・「一朱銀」収集の手引き 特別付録・文政一朱銀の分類法』

茨城貨幣研究会 八木明男 編
B5判 16頁
税込520円
 『「一朱銀」収集の手引き』から七年を経て、その間にあった発見等をまとめたものが本書となります。特別付録として「文政一朱銀の分類法」が付されたお得な一冊です。

『新版・明治一分銀分類譜』

定量銀貨研究会 編
B5判 16頁
税込520円
 現在でもその定義・分類・種類に謎が多く残る明治一分銀。本書ではその再分類を試みました。お手にとりやすい価格でその謎の奥深さに触れることのできる良書。ぜひご一読ください。

『新修甲金図』―『甲斐国志』甲金図の再分類―

西脇 康 編著
B5判 31頁
税込1,260円
 現存する資料が少ないことから、鑑定が難しいとされてきた甲州金。本書は、『甲斐国史』の甲州金図を再検討しながら、基本的な甲州金の形態分類を改めて試みたものです。巻末には甲金の形態分類表・略年表つき。

『宋銭綜鍳』(2)

淳豊堂 吉田昭二 編
B5判 95頁
税込2,500円
 現在(1)~(10)を販売中。宋銭愛好者の蒐集・分類の指針となるべく編集された人気シリーズ。豊富な拓本と細やかな解説付き。本書(2)では咸平元寳・景徳元寳・祥符元寳・祥符通寶・天禧通寶の銭譜を掲載しています。

『宋銭綜鍳』(3)

淳豊堂 吉田昭二 編
B5判 120頁
税込2,500円
 現在(1)~(10)を販売中。宋銭愛好者の蒐集・分類の指針となるべく編集された人気シリーズ。豊富な拓本と細やかな解説付き。本書(3)では天聖元寳・明道元寳・景祐元寶・皇宋通寶・康定元寳の銭譜を掲載しています。

『宋銭綜鍳』(4)

淳豊堂 吉田昭二 編
B5判 104頁
税込2,500円
 現在(1)~(10)を販売中。宋銭愛好者の蒐集・分類の指針となるべく編集された人気シリーズ。豊富な拓本と細やかな解説付き。本書(4)では皇祐元寶・至和元寳・至和通寶・嘉祐元寶・嘉祐通寶・治平元寳・治平通寶の銭譜を掲載しています。

『宋銭綜鍳』(5)

淳豊堂 吉田昭二 編
B5判 56頁
税込1,800円
 現在(1)~(10)を販売中。宋銭愛好者の蒐集・分類の指針となるべく編集された人気シリーズ。豊富な拓本と細やかな解説付き。本書(5)では煕寧元寶・煕寧通寶の銭譜を掲載しています。

『宋銭綜鍳』(6)

淳豊堂 吉田昭二 編
B5判 83頁
税込2,300円
 現在(1)~(10)を販売中。宋銭愛好者の蒐集・分類の指針となるべく編集された人気シリーズ。豊富な拓本と細やかな解説付き。本書(6)では元豊通寶の銭譜を掲載しています。

『宋銭綜鍳』(7)

淳豊堂 吉田昭二 編
B5判 125頁
税込2,700円
 現在(1)~(10)を販売中。宋銭愛好者の蒐集・分類の指針となるべく編集された人気シリーズ。豊富な拓本と細やかな解説付き。本書(7)では元豊通寶の銭譜を掲載しています。

『「一朱銀」収集の手引き(入門編)』

定量銀貨研究会 八木明男 編
A5判 16頁
税込520円
 一分銀の弟分のような位置づけになる一朱銀。幕末のインフレの影響などから現存量が多く、江戸時代の貨幣としては比較的手頃に入手でき、貨幣収集初心者にも親しみやすい貨幣と言えるでしょう。
 本書は、一朱銀に興味を持った方や、これから一朱銀の収集を始めようとされる方に向けた入門書です。分類方法や書体の着目点などが初心者にもわかりやすく平易に書かれています。
 本書から次のステップに進み、更に学びを深めたい方には『「一朱銀」収集の手引き』がオススメです。

『日本の近代銀貨』
-50銭銀貨の部-
品切・入荷未定

亀谷 雅嗣 編
B5判 120頁
税込3,150円
 旧50銭・竜50銭・旭日50銭・小型50銭の主要な4カテゴリについて、手変わりの分類がまとめられています。大きな拡大写真に解説が付され、手変わりを見分けるポイントをはっきりと見て取ることができます。手変わり研究の知識をぐっと深めてくれる一冊です。

『旭日竜50銭銀貨』

亀谷 雅嗣 編
B5判 32頁
税込1,040円
 手変わり収集初心者のための解説・手引書。明治最初期の50銭銀貨である「旧50銭銀貨」をテーマとして扱っています。
 大きな図付きでわかりやすい部位説明に始まり、基本的な刻印の特徴・組み合わせ、刻印の変化の見分け方など、順を追って丁寧に学んでいくことができます。
 本書をお読みいただくことで、これまで年号収集を中心に収集活動をされてきた方にも、「手変わり」に着目した収集方法に興味をお持ちいただけることでしょう。

『「一分銀」収集の手引き』(入門編)

定量銀貨研究会 桜野鼓音 編
A5判 24頁
税込520円
 古金銀としては比較的手頃な価格で入手できるものの多い一分銀ですが、一枚ずつ手作りされているためひとつとして全く同じものは無く、その魅力を愛する収集家も多くいらっしゃいます。
 本書は、一分銀に興味を持った方や、これから一分銀の収集・研究を始めようとされる方のための入門書です。用語や分類の方法について、図つきでわかりやすく丁寧に説明されており、ゼロからの初心者にやさしい一冊。コンパクトで持ち運びにも大変便利です。

『中柱座一分銀とその仲間たち』

定量銀貨研究会 編
B5判 16頁
税込520円
 定量銀貨研究会では別座一分銀(官製品でない民鋳の一分銀)の研究に取り組んで来ましたが、その成果の集大成として本小冊子を纏めました。『新・一分銀分類譜』と併せてご覧下さい。
 
なお、この冊子を脱稿してから印刷ができるまでにも既に1種類新種が発見されています。大変熱いジャンルです。この機会にぜひどうぞ。

改訂第4版
『穴銭入門 寛永通宝』
―新寛永の部―

静岡いづみ会編
B5判 168頁
税込3,850円
 初心者にもわかる平易な解説とともに、母銭と通用銭の拓本を鮮明なオフセット印刷で紹介。穴銭の分類手法をマスターする最良の書。1997年発行の2版以降現在までに発見されたものや解釈の変った部分を大幅改稿。また、すべての拓に通し番号をつけるなど、一層使いやすくなりました。

『「一朱銀」収集の手引き』

茨城貨幣研究会 八木明男 編
B5判 55頁
税込1,650円
 1999年7月号より1年間、月刊「収集」誌上で好評連載されました「一朱銀」収集の手引きが単行本になりました。巻末には実勢価格、チェックリストが加えられています。一朱銀は江戸時代の金銀貨幣の中では手頃な価格で、集めやすいジャンルの一つです。分類がわかってくると思わぬ珍品が入手できるのが面白いとは、著者八木明男氏の談です。

売り切れ・入荷未定『コインの中の音楽家たち』

千葉 一良 著
B5判 116頁
水曜社刊
税込2,200円
 日本初の本格的な音楽家コイン解説書。クラシックからポピュラーまで、音楽家を刻んだ約130点のコインを掲載。コイン発行の経緯や音楽家たちの経歴がわかりやすくまとめられ、知識の幅を広げてくれます。肖像や音符、楽器などが配された美しい図柄が大きな魅力である音楽コイン。もちろん写真も豊富に掲載されています。

『古貨幣七十話』

利光 三津夫 著
A5判 306頁
税込5,720円
 著者のコレクションを中心とした、日本・海外の古貨幣にまつわる70話がこの一冊に。古銭そのものについての話はもちろん、著者の収集にまつわるエピソードや歴史についても触れられています。
 古貨幣の世界を広げ、収集のモチベーションを更に高めてくれること間違いなしの良書。写真も多数掲載されています。

書信館出版貨幣叢書1
『対読 吾職秘鑑』
小判師坂倉九郎次の秘録

西脇 康 校訂・補編
B5判 112頁
税込2,750円
 「吾職秘鑑」は金座小判師が仕立手続等を記した古文書です。これまで活字化されたことがないため、一般には活用が難しいものでしたが、この度、西脇康氏によって全文対訳が果たされました。諸資料も加えられ、わかりやすい内容になっています。

書信館出版貨幣叢書2
『銀座御用留(1)』
銀座掛り葦名重次郎の手控

西脇 康 校訂・補編
B5判 120頁
税込2,750円
 貨幣叢書シリーズ第2巻となる「銀座御用留」とは、貨幣書に頻繁に引用される文献の名。これは銀座掛り(勘定吟味役並出役)であった葦名重次郎の手控出、銀座の内情も含め、貴重な内容が書き留められています。

書信館出版貨幣叢書6
『絵解き金座銀座絵巻』
金吹方之図・幕府銀座之図

西脇 康 編著
B5判 112頁
税込3,850円
 金座絵巻(「金吹方之図」国立公文書館所蔵)と銀座絵巻(「幕府銀座之図」東京都立中央図書館所蔵)について、それぞれすべて写真を掲載し、詳細な解説を加えました。
 江戸時代の経済史、貨幣史、金属技術史、科学史、風俗史、文化史などの分野において、できるだけ多くの研究者に活用していただきたい一冊です。また他分野からの視点でご意見をいただいたり、誤謬を指摘していただくなど活発な意見交換のきっかけとなれば幸いですとは著者の弁。

書信館出版貨幣叢書11『銀座万覚書(上)』京都銀座役所年寄の手帳

西脇 康 校訂・補編
B5判 157頁
税込5,240円
 本書は『金銀座書留』(国立国会図書館所蔵。銀座の公務に関わる項目ごとの先例書類を古い方から順に書き抜いて写したもの)全5巻のうち第1巻・2巻を解読し、これに校訂・補編を加えました。
 幕初から宝暦10年(1760年)までの銀座と幕府との通期的な関係をうかがうことができる、貴重な基本史料です。

書信館出版貨幣叢書12『銀座万覚書(下)』
京都銀座役所年寄の手帳

西脇 康 校訂・補編
B5判 160頁
税込5,240円
 二〇〇四年に発行された上巻に続いて下巻が登場。元本となる国立国会図書館古典籍資料室所蔵の『金銀座書留』は、銀座の公務に関わる項目ごとの先例書類を、古いほうから順に書き抜いて写したもので、幕初から宝暦一〇年(一七六〇年)までの銀座と幕府との通期的な関係をうかがうことができる基本史料です。

書信館出版貨幣叢書13 新訂 加藩貨幣録
-金沢柿園舎森田良見著-

西脇 康 校訂・補編
B5判 184頁
税込5,240円
 本書は『加藩貨幣録』(石川県立図書館所蔵。全5巻を翻刻して1冊にまとめ、これに校訂・補編を加えました。
 加賀藩の鉱山史や、慶長から寛永期の領国金銀貨の製造と通用の具体相をあきらかにしているだけでなく、さらに慶長から元禄期に至る間に、朱印銀などの地方領国貨幣と幕府貨幣がいかに融合、浸透していったのかを時系列で実証的に解説しています。

チェックリスト『昭和・平成の貨幣』明和、安永、寛政の判別方法

A6判 16頁
税込100円
 昭和元年から平成12年までの日本の貨幣をまとめた小冊子。コンパクトながら、豊富な画像、わかりやすい分類・価格表、貨幣小史などがぎゅっと詰め込まれています。
 貨幣収集に興味をもってくれそうなお友達・ご家族に、足がかりとして贈られるのにもぴったりです。

品切れ『中国銭幣大辞典』
(元明編)

中国銭幣大辞典編集委員会 編
中華書局 2012年2月刊
A4判 484頁
税込16,000円(送料500円)
※全文中国語
 
 元代・明代の銅銭・銀錠・紙幣を収録。拓図や写真を中心とした構成となっており、時代や政権、貨幣の種別や材質ごとに銭幣が整理してまとめられています。それぞれの銭幣に鋳銭時期・直径・厚み・重量などの情報を併記。